個人情報流出問題に関するさまざまな法律問題をここでまとめておきます。
1 損害額の相場
個人情報流出の損害額相場は、おおむね
1〜2万円程度
と裁判例からみえます。
これに弁護士費用をつけて請求することになります。
弁護士費用は、不法行為の場合は、実際に払った額ではなく、認められる額についての割合(10%が普通)で認定されます。弁護士費用は、基本依頼者負担となり相手方につけ回すことはできませんが、不法行為の場合は、損害として一部請求できるということになります。
2 流出会社からの金銭等受領と損害賠償義務
よく流出会社から、金券、サービス割引などが出されることがありますが、これを受け取ったからといって一切が終わりというわけではありません。
本来は、裁判所に決めてもらう
妥当な損害賠償金額
-(マイナス) すでにもらった金銭等
が損害賠償金額が、いまだマイナスとなる場合には、追加でもらえる(はず)ということになります。
流出会社の努力を元にしても、損害賠償には足りないか否かという判断となります。
3 流出行為が会社そのものからではない場合
流出行為が、会社そのものからではなく、
たとえば、
下請け会社(個人事業主含む)
派遣
などの場合でも、主たる会社の責任は免れないのが普通です。これを「使用者責任」といいます。
4 集団訴訟の手順等
これについては、先に書きました。金額が小さいため、訴訟をあきらめるという人も多いと思われますが、手段は、弁護士として用意する必要があるかとおもいます。
リンク:たとえば個人情報流出事案、集団訴訟のための考察、いかに安価に確実に(一般向け):サニー・サイド法律事務所取り扱い分野
……………………………………………………
以下追記予定
1 損害額の相場
個人情報流出の損害額相場は、おおむね
1〜2万円程度
と裁判例からみえます。
これに弁護士費用をつけて請求することになります。
弁護士費用は、不法行為の場合は、実際に払った額ではなく、認められる額についての割合(10%が普通)で認定されます。弁護士費用は、基本依頼者負担となり相手方につけ回すことはできませんが、不法行為の場合は、損害として一部請求できるということになります。
2 流出会社からの金銭等受領と損害賠償義務
よく流出会社から、金券、サービス割引などが出されることがありますが、これを受け取ったからといって一切が終わりというわけではありません。
本来は、裁判所に決めてもらう
妥当な損害賠償金額
-(マイナス) すでにもらった金銭等
が損害賠償金額が、いまだマイナスとなる場合には、追加でもらえる(はず)ということになります。
流出会社の努力を元にしても、損害賠償には足りないか否かという判断となります。
3 流出行為が会社そのものからではない場合
流出行為が、会社そのものからではなく、
たとえば、
下請け会社(個人事業主含む)
派遣
などの場合でも、主たる会社の責任は免れないのが普通です。これを「使用者責任」といいます。
4 集団訴訟の手順等
これについては、先に書きました。金額が小さいため、訴訟をあきらめるという人も多いと思われますが、手段は、弁護士として用意する必要があるかとおもいます。
リンク:たとえば個人情報流出事案、集団訴訟のための考察、いかに安価に確実に(一般向け):サニー・サイド法律事務所取り扱い分野
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以下追記予定